2001年、訳あって日本を飛び出した俺。 グダグダ過ごした、バンコクでの日常。 ナナプラザ、レインボー。 5年たったから、初めて書ける、酒・女・イカレの記録

タイたいざい 2001年

臭いに祟られる | main | 髭とウェイトレス
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | --:-- |
プノンペン→バンコク
昨日買ったシアヌーク行きのチケット($3)は、朝7:15の
出発だった。
6時に起き、みじたくを整えると、7時前に宿を出て朝食を取った。
乗り込んだバスは、韓国製の大型バスで、席のピッチが少し
きつかったが、まあ問題ないレベルだった。
なんだかんだと言いながらも1週間近く滞在してしまったカンボジア。
宿や食事も全てがチープな旅だったが、それがいかに自分を変えて
くれたのだろうか?そう、何か旅に必要な考え方を教えてくれた
そんな気がしていた。

シアヌークまでの道は、完全に舗装されていて、とても快適。
カンボジアに入ったばかりの頃、シェムリまでの道が
赤土で穴ぼこだらけだったのを思い出した。
あの道も何年かすれば、舗装されてしまうのだろう。
少し寂しい気もする。
外の景色が変わり始めた。山がちになる。
そういえば、カンボジアに来て山地を通るのは初めてだ。
ここで一時休憩となったので、バスを降りると、タバコを吸って、
トイレに行く。
休憩所の裏にあるトイレはタイ式のトイレがあった。
エアコンバスなので、汗が出ない分、トイレに行きたくなる。
10分ほどでバスはまた走り出した。
プノンペンから3時間かけてシアヌークに到着した。
ゲートで通行料を支払い街中へとバスは入っていく。
中国語でカジノの看板がある。
ここシアヌークには、2つのビーチがあり、ビーチリゾートの
顔を持っている。また、ココン行きの船が発着する場所であり、
重要な交通の要所とも言える。
最初にバスはキャピタルの支店に寄る。
スタッフの女性が乗り込み、ゲストハウスまでR1000、
港までR2000で行くことを告げている。
最初にゲストハウスに着くと、欧米人たちは、ここに泊まるらしく、
全員が降りていった。
その後、キャピタルの支店で港に行く客を1人乗せて、
バスは港へと向かった。
途中、船のチケットを買わないか?とキャピタルのスタッフが
話しかけてきたが、支払はドルのみで、バーツは受け付けない
との事だったため、購入を止める。僕はドルで$15を
持っていなかったのだ。

港に着くと、入ってすぐ右側に切符売り場があった。
売り場ではバーツが使え、問題なく購入できる(B600)。
その後、桟橋をトボトボ歩くと、船の泊まっている場所へと着く。
近くの兄ちゃんに、「この船が、このチケットの船か?」と聞くと、
「そうだ」と言っているので、これで間違いないのだろう。
シェムリからプノンペンに行ったときの船を心なしか
大きくしたような気がする程度の船だった。
船に乗ると前方が欧米人でかたまっていた。なぜかくさい。
白人の男の1人が強烈なワキガだったのだ。
無視の体から出る、緑色の液体のにおいというか、
とにかく、船で食べるつもりで買ったスナック菓子類に
手が全くでないほど、最高にくさかった。
船中は結構ゆれたが、それよりもなによりもこの臭さ。
寝て自分をごまかす以外、耐えられなかった。
途中、島によって物売りたちが食べ物を売っている。
普通なら、何か買ってみるのだが、この臭いではとてもとても・・・。
3時間半の船旅を最悪なものにしてくれた。
そろそろ着くのかと思っていると、船員が最前列の白人に
タイ国境へは、次で降りてボートで行けと言っている。
他のやつにも説明するのかと思ったが、そこだけ・・・。
島に着くと「タイボーダー、タイボーダー」と言っている。
まあ、降りてみるか。おそらくこのまま終点まで乗っていても、
ボーダーには行けるのだろうが、なんとなく面白そうだ。
自分以外に日本人の若者が一人この船に乗っていた。
席が離れていたので、話しかけなかったが、降りようか
どうしようかマゴマゴしていた。僕だってここが正解なのか
そんな事はわからない。自己責任で。

船を降りる時、子供が俺のスナック菓子を見て
「ちょうだ~い。」って感じの甘えた声で寄ってきた。
そうだな。と思い、全部あげた。
船を降りて、さてどうしたものか?全く情報を仕入れてなかったので、
途方にくれて、タバコに火をつけた。
「タイの国境にいくのか?」
現地のオヤジが声をかけてくる。
その目線の先には、すぐ横の砂浜があり。
長さ3メートルほどの木製ボートが4台ほど置いてある。
どうやら、このボートで国境に向かうらしい。
値段を聞くと、120バーツとの事で、高いのか安いのか
全く見当がつかない。ためしに、B100でどうかと聞こうとしたが、
B100でも高いんじゃ?という気もしてくる。
欧米人たちはさっそくB100にしろと言っているが、
ガンとしてオヤジも引かない。
そりゃあそうだな、ココンならまだしも、ここで、このボートに
乗れなかったら、その後、どうするんだ?泊まれそうな感じはないぞ。
言い値の120バーツを支払って、ボートに乗った。
最後に日本人の兄ちゃんが、遅れてやってきたのだが、
オヤジの言う「3ドルか120バーツだ。」と言ってるのが
聞き取れないらしい。「え!え!」と言いながら、
いきなり「何て言ってるんですか?」と日本語で聞いてきた。
「3ドルか120バーツだって言ってますよ。」と言うと。
なぜか興奮して、「え~!高い、高い!ここに100バーツって
書いてあるよ。」と言いながら、ネット出調べて印刷したものを
見せられた。「そう思うんならどうするの?」と思ったが、
旅は自己責任。助言は止めておいた。
結局3ドル払って、船は出発したのだが、これがすごかった。
外海に出るので、波が結構ある。波を越えるたびに、ダンッ!
と音を出しながら船が弾む。尻は痛いし、海水はかぶるし。
横波が来たら、一発で横転する。
横転したら命は助かるだろうけど、荷物は無理だろうな。
そんな事を考えながら、踏ん張っていると、国境近くの
防波堤に船が到着した。
国境の入管施設まで400メートル程の距離だ。
歩いて行くと、タバコ売りが近づいてきた。
1カートンのマルボロが3ドルだそうだ。うさんくさすぎる。
イラネーと思ったが、メンソールはあるかと聞いてみる。
通じない・・・。
めんどくせ~、もういいや。と去ろうとすると。
いくらなら買うのかと聞いてくる。じゃあ、50バーツでどうだと
言うと、意外なほどにあっさりOKしてくる。
いったい、このタバコの元値はいくらなんだ?盗品か?
まあ、ためしに1カートン買ってみた。

カンボジアの入管は小屋みたいな小さなところに
イミグレーションポリスと書かれているだけの、粗末なものだった。
あっさりと出国スタンプをもらうと、タイ側の国境へ歩いていく。
荷物のチェックが軍人さんにより一応あるが、
バックのファスナーを下ろして、それでおしまい。見てない。
タイ側の入管は、以外にタイでの滞在先などを口で聞いてきたが、
カオサンのゲストハウスなので、まだ決まってないと言っておいた。
そんな感じで、入管も終わり、歩いて行くと、
「リエルとバーツを交換するよ。」って男がいた。
3000リエルあったので、30バーツに交換する。
さて、ここがハートレイクだ。
ソンテウでトラートまで行かなきゃならないらしい。
どの車に乗ればいいかと思っていると、ワキガの欧米人が
駐車場でこっちに手を振っている。
どうやらトラートまで直接行くワゴンがあるらしい。
料金は100バーツ。結構取るな。
でも、これで行けば、トラートに着くのが早い上に、
バンコク行きのVIPバスの出発に間に合うとの事。
トラートで一泊するかと考えていたのだが、これなら、
今日中にバンコクに着いて、イ娘に会いにいける。
そう考えると、頼むことにした。
やはり、というか、タイの道路は整備されている。
道を走っても振動が少ない。
ものの1時間程度で、トラートのバス発着所前に着く。
バンコク行きのバスの発射時刻は1時間後の19:00だった。
これに乗れば、23:20にバンコクの北バスターミナルに着く。
時間的には十分だ(194バーツ)。
さて、何か食べるか。そういえば、朝トーストを食べてから、
まったく何も食べていなかった。ラーメン屋があったので、
汁ラーメンを食べた20バーツ。うまい、しかしちょっと足りない。
近くのパン屋でパンと水を買う。
バスの発着所には、トイレと水浴び所がある。昼間なら、水浴びも
良いかもしれない。

バスは定刻に発車した。いきなり菓子パンとジュース、
水のサービスがあり、直前に同じようなものを購入した僕は、
がっかりしてしまう。まあ、よい。
バスは走り出すと、すぐに車内の電気を消す。
「寝ろ!」ということらしい。
僕はこの時点で、すでに12時間を移動に使っており、
各移動で十分すぎるほどに眠っている。よって、眠れない。
ボーっと窓の外を見ながら、本当にボーっとする以外、何もなかった。
3時間ほど経つと、そろそろチラホラと道路沿いにカラオケ屋など
目に入るようになってきた。ピンクのライトが美しい。
ふと反対車線にパトカーが数台止まっている。交通事故だ。
人をはねたのだろう。地面にうつぶせに倒れピクリとも動かない
人影があった。交通事故だけは気をつけなければ。
さらにしばらく行くと、バスは高速の料金所を通って、
ついに、あたりにはビルやネオンが見えはじめる。
ついにバンコクへ帰ってきたのだ。
バスは北バスターミナルに到着した。バスを降りて
タバコをすってると、「どこまで行くのか?」と聞く男がいた。
MBKと言うと150バーツでどうだと言ってくる。
大体、この手合いは吹っかけているのだろう。
メータータクシーを捜そう。バスで行ってもいいが、
今は時間のほうがおしい。

スターホテルの名刺を見せて、そのまま任せてたら、いきなり
ノボテルに連れて行かれた。うざかったので、東急の前に
行ってもらうと、そこで降りて、ホテルまで歩いた。
空室を聞くとツインしかないらしく400バーツとの事。
チェックインして残りのバーツを確認する。
1000バーツちょいしか残ってないか。
これじゃあまずいんで、タクシーに乗ってナナの近くのインド人街で
1万円だけ両替した。
そのまま歩きでレインボー2へ行く。時間は0:30だった。
席に着いてあたりを見回したが、イ娘の姿はない。
出てんのかな?そのうち帰ってくるだろ。
1時間ほど飲んで、近づいてくる女たちをからかうも、イ娘は来ない。
2時前に女がしきりにペイバー攻撃をかけてくるが、ガッカリの
僕には、全く聞こえていない。2000→1500→1000と
がんがん値段が下がっていった。
2時過ぎ、もう帰ってくる訳がないので、帰ることにした。
ボーっとしながら歩いていると、ナナホの前で女がしつこく
付きまとってくる。日本人が好きそうな色白の目がクリッとした
かわいらしい女の子である。「いっしょに帰る~。」
日本語まで知っていやがる。適当にあしらって、鳥飯屋で
飯を食ってると、雨がドバドバ降ってきた。
そういえば、イ娘の電話番号知ってたんだ。呼び出しは鳴るが
誰も出ない。しばらくして2回目も同じ。
こうして、僕の17時間をかけた旅は意味もなく終了した・・・。


スポンサーサイト
| カンボジア | 00:00 | トラックバック:0コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL
http://keisking.blog54.fc2.com/tb.php/25-e0d4d0e5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
| ホーム |

プロフィール

Keis

Author:Keis
ようこそ!
5年前に滞在したバンコクの日々の記録です。

最近の記事
最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター

ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。